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なしのたわむれー古典と古楽をめぐる手紙

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¥1,980 税込

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著者 小津夜景、須藤岳史 出版社 素粒社 発行 2022/3/23 フランス・ニース在住の俳人・小津夜景さんと、オランダ・ハーグ在住の古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の須藤岳史さんによる「音」と「ことば」を廻る24の往復書簡集です。期間は2019年4月~2020年4月の1年間。 ちっともむずかしい言葉を使っていないのに、書簡の往復にしたがって次第に大きなうねりとなっていくので、いくつもの場所で思わず立ち止まり、くり返し読んでその深さを自分の中に落とし込みながらページをめくっていくことになります。 本当に心に響くものとは、かっちりと揺るぎなく構築した音や言葉よりも、むしろ外からの偶然性や不安定さにさらされた果てに出てくるものが多いこと。そして「ことば」や「音」を生み出した者が、それを自分の所有から諦めたその瞬間に、他者の中で新しい命が生まれるという逆説。 そのように自在な語り口で、読者を、音や言葉が生まれ出てくるその瞬間の現場へ立ち会わせるのです。 所どころで、二人が居住する地中海と北海でのそれぞれのカーニバルの様子が楽しく描かれており、この本は「日本」というより「世界」の表現者の格闘を「日本語という風土」で読んでいると言った方がいいかもしれません。

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