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コロナ時代の哲学

1,430円

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著者 國分功一郎・大澤真幸 出版社 左右社 発行 2020/7/30 コロナ危機とコロナ後を見すえた本はあれこれ出回っていますが「新しい生活様式」の話も、つまりは小学校の「学級会の『決まり』みたいなもの」に過ぎないものが多い、と著者は言います。 これからの世の中はどうなっていくのか、もっと本質的な話を聞きたいと思っている人は多いはずです。 そこに出てきたのがこの本です。「中動態」の國分功一郎、そして創造的対話をくり拡げてきた大澤真幸。この二人が、この間出てきた世界レベルでの思想家の発言を検討し、今のままだとディストピアに向かうしかない状況をなんとか克服しようと討論を深めていきます。 そもそも、なぜ民主主義社会から全体主義国家が生まれてくるのか?  そして、自ら自発的に参加してしまうことになるこれからの監視資本主義とは?  あるいは、鏡に映る像を「自分」だと判断できることはとても重要な自他の認識の基本ですが、それができるためには実は他者との身体接触が必要であること、など「いま」露出している問題の底にあるものについて、対話が深められていきます。 と、このように私が理解できる範囲での話はすばらしいのですが、実は同じくらい、わからない話も多いのです。 こういう本こそ、いろんな質問に答えてくれるガイド役がほしいなあ。

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