other
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/5

両手を180度まで広げてみる―しょうぶ学園50周年記念誌

3,630円

送料についてはこちら

SOLD OUT

著者 福森伸 発行人 福森悦子 発行所 社会福祉法人太陽会 しょうぶ学園 発行日 2023年5月14日 多くの人に衝撃を与えつづけている鹿児島県・しょうぶ学園のものづくり。1973年に知的障がい者支援施設としてはじまった「しょうぶ学園」がこのたび50周年を迎え記念誌を発行しました。 本の中で若き福森伸氏が、試行錯誤を続ける「工房しょうぶ」のあり方をめぐって、松本民芸家具・池田三四郎氏に教えを受ける場面が描かれています。しょうぶ学園のものづくりには、まちがいなくその源流に民藝の精神が脈打っていることがよくわかる内容です。 また、インタビューの仕事で数か月に1度学園を訪れ続けた作家の尹雄大氏は次のように語っています。 「指の赴くままに布を縫う糸、手に導かれて粘土の形が変わっていく。のみと木槌の音が溢れる工房。どれもこれも言葉以前の意味にならない応答がものとの間で繰り広げられ、形になっていた。労働から遠く離れた行為がそこにあり、アートと呼ぶ以前の名付けられない何かが蠢いている様を間近に見た。  幸福とは波風立たないことではない。大声を出す人がいて、それを疎ましく感じて耳を塞ぐ人がいて、決して解決はしないが、それでも日々の暮らしは続いていく。喧騒と静けさのせめぎ合いの中で、ここでしか咲きようのないもの。」

セール中のアイテム