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「学校」で働くということ/「学校」という場所から対話の灯を(2冊セット)

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800円

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著者 ソクラテス・マイマイ 発行者 梯子社 発行日 2023/8/15 地元のブックマルシェでたまたま隣のブースの若者グループが売っていたZINEで、一読とてもおもしろく、さっそく仕入れてみました。 スクールカーストが存在し、いじめも日常的であった荒れた小・中学校で学校生活を送り、教師も学校も友だちも何もかも大嫌いだった著者。そんな著者がひょんなことから公立小学校で臨採として1年間働くことになった記録が1冊目、そして2冊目はそれからさらに正規職員となって4年間働く中で考えたことの記録です。 素朴ではあるんですが、しっかりと「学校」という場所で起こるできごとについて「ひとり」の視点から考えたことが書いてありました。 「学校」の持つどうしようもない構造的な問題点も鋭く感じ取りながら、しかしそこで働く以上自分の権力性や被害者性も認識せざるをえず、もがき苦しみながらそれでも生徒との間のつきあいのたしかな希望が実に繊細に書かれてあります。 今、地元の地域でもいろんな学校が「チーム〇〇」(〇〇は学校名)なんていって、勉強やスポーツや非行克服などについて、みんなで目標に向かって一丸となることが強調されていたりするんですが、そんな全体主義的スローガンの圧の下で、それに取り込まれない「ひとり」の視点を持つというのは大変なことだと思いました。 学校に希望があるというより、こんなに自分の頭で考えようとしている若者がいることが希望であるような、そんな本です。2冊セットでの販売です。

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