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作者 長田真作
発行所 汐文社
発行日 2025/8/1
呉市出身の絵本作家・長田真作が、祖父・りゅういちさんの体験談をもとに描いた作品です。
赤紙による召集を機に、軍港だった呉に赴いた祖父のりゅういちさんは、1945年7月1日から2日にかけて呉で空襲に遭い、友人を失います。
その後、8月には軍の命令で原爆直後の広島市内に行くのですが、そこで見たものを、りゅういちさんは誰にも語らず、かたくなに口をつぐんだまま亡くなりました。
じいちゃんは、いったい広島で何を見たのだろう。
「世界を見わたすと、戦争は昔あったこと、で片付けられないくらい、今もまだ複雑な世の中です。呉出身のぼくが、呉空襲だけでなく、戦争そのものを直視する作品になるようにと、魂を込めて描きました。」
戦争体験を「伝える側」ではなく、それを「聞いた側」の若者による〈いま〉に対する危機感あふれる表現です。