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編 福山聞き書き人の会
発行日 2024/11/30
「面白そう」「聞いてほしい人がいる」「作品を読みたい」、そう思う人たちが十数名集まって2022年に発足した「福山聞き書き人の会」。月1回の活動の成果として、ようやくこのたび『粒粒』の出版にたどり着きました。
そのように多くの人を引きつける「聞き書き」の魅力とは何か?その一端を参加者の一人がこう書いています。
「『コモンズ』という言葉がある。一般的には『共有地・物』と訳され、例えば、稲作に欠かせない水路、茅をとるための茅場、漁場、山林など。個人に属するのではなく、それに関わるみんなで管理したり分け合ったりする、中間領域的な存在。‥‥
近代化の中で、効率を重視するあまり振り落としてきたもの、『コモンズ』的なものたちに、今回の聞き書きで出会えた感覚がある。おそらく、聞かなければ語られなかった、残されなかった話なのではないか。‥
『コモンズ』のマインド、今一度呼び覚ます時なのかもしれない。」
読み進めていくと、たしかにそのマインドが自分の中に入ってきて、少し呼吸しやすくなるのを感じます。
〈 目 次 〉
〇 大津野とともに
〇 備後中継ぎ表に導かれて
〇 昔はすきなことしょうた
〇 この歳になってやっと紫陽花を植えてみようかなと思っている
〇 見えなくても
〇 豊島のアビ漁 漁師の暮らし
〇 富貴子さんのスニーカー
★ 辻堂を語る会
★ 座談会「粒粒」第1号の制作を終えて