著者 河田 桟
出版社 カディブックス
発行 2019/10/20
それまで都会で編集の仕事をしていた河田桟は、その間に命にかかわる大病を体験します。そして「どうしてもそうしないではいられなかった」というさしせまった感覚で与那国島に移住し、馬とともに生きる生活を始めます。
それから10年。今まで彼女は2冊の本を書いています。それらは「ウマとのコミュニケーション」という、動物によるある種の癒やしの本として読まれてきたかもしれません。
しかし今回の『くらやみに、馬といる』では、もっと本質的なこと、つまりヒトとウマとの〈関係〉を、ひいてはヒトと自然との本来の関係や、ヒトとヒトとの未来の〈関係〉のあり方を、じつに透明感のある文章でとらえようとしています。
「それにしても、馬とくらやみにいることの、このおだやかでしみわたるような喜びはなんなのだろう。人生で初めて経験する感情だった。」