new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/3

生活工芸と古道具坂田

3,960円

送料についてはこちら

SOLD OUT

著者 菅野康晴 出版社 新潮社 発行日 2024/6/1 著者は『工芸青花』編集長。「青花の会」代表。『芸術新潮』及び「とんぼの本」シリーズの編集部に在籍後、2014年「青花の会」を始める。 「柳や白洲の『ふつう(平凡)』になくて坂田さんの『ふつう』にあるもの、それは価値判断する主体の階級性の自覚です。(略)つまり古道具坂田の骨董とは(すくなくともその一面は)『富裕者の高慢税ではない骨董は可能か』という(階級闘争的)問いであり、『可能』というこたえなのです。」(P19) 「先日、根津美術館で国宝の大井戸茶碗『喜左衛門』を見てきました。(略)展示ケースの前で皆、息を殺して見入っていました。ゴクロウサマです。ところでウチで使っている飯茶碗とどちらが美しいかと、恐れ多くも考えてみました。ハッハッハッ、たいした違いはありませんよ。しょせんどちらも土でできている茶碗ですもの。ただし、アチラの方は少しカビらしきものが生えて汚れていましたヨ。それに、ウチの方が飯茶碗としては使い勝手がよさそうなんですワ」(坂田和實のことば・P80) <目次> 1 ふたつの工芸 生活工芸の「ふつう」 三谷さんと生活工芸の四〇年 台北で気づいたこと 年表「生活工芸」の時代 2 坂田さんの仕事 拙をめぐって 路花さんの書 タパの話 3 古道具坂田と生活工芸派 編集した本 劉檸さんとの対話 あとがき

セール中のアイテム