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遠山啓 行動する数楽者の思想と仕事

3,300円

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編著 友兼清治 発行 太郎次郎社エディタス 発行日 2017/3/10 1970年代、雑誌『ひと』を中心に、保護者・教員・子ども・研究者などを巻き込んで「序列主義批判」の教育運動を展開した数学者・遠山啓。没後40年以上経った今、混迷を深める教育の中で、その精神を何度も反芻しながら学ぶ必要があるように思います。 本書は、当時、太郎次郎社に勤務し「ひと」の運動を支えながら遠山啓の単行本や著作集を担当した編集者による、彼からの「恩」を後代に「恩送り」するために書かれた遠山啓の全体像へ迫る道案内です。 〈目次〉 プロローグ 水源に向かって歩く 第1章 学問・文学と出会うまで 第2章 先駆的な数学研究への情熱 第3章 数学教育の改革運動へ 第4章 「水道方式」と「量の大系」を創る 第5章 数学教育の現代化をめざして 第6章 人間の文化としての数学 第7章 知の分断を超えて 第8章 原点としての障害児教育 第9章 競争原理・序列主義への挑戦 第10章 〈術・学・観〉の教育論 第11章 「ひと」運動のしごと エピローグ 遠山啓という水脈 

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