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著者 川内倫子
出版社 信陽堂
発行 2022/2/17
川内倫子の新刊『やまなみ』が届きました。写真家が滋賀県の障害者福祉事業所〈やまなみ工房〉に通いつづけ、3年の歳月を経て完成させた写真集です。
〈自分が自分であるだけでいい場所〉と「やまなみ工房」は紹介されていますが、それは決して、ちょろい癒やしの場だとか障害者がいつも笑顔でいるというような善意だけの場所なのでないことは、この1冊を読めばはっきりとわかることです。
むしろ〈やまなみ〉は当事者や関係者の長い年月をかけたたゆみない努力によって作られてきた〈場〉なのだということ、そのようにして生まれた「まなざし」が、初めてそこを訪れる人をも居心地よく感じさせるものになっているのだと思うのです。
写真家はその「まなざし」を透明感のある写真の中に表現しています。
初回入荷の2冊だけサイン本です。