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著者 穂村 弘
出版社 講談社
発行日 2021/5/21
〇子供よりシンジケートをつくろうよ「壁に向かって手をあげなさい」
〇体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ
〇サバンナの象のうんこよ聞いてくれ だるいせつないこわいさみしい
〇「猫投げるくらいがなによ 本気だして怒りゃハミガキしぼりきるわよ」
〇終バスにふたりは眠る 紫の〈降りますランプ〉に取り囲まれて
穂村弘の伝説のデビュー歌集『シンジケート』、31年目の新装版です。
深い屈折でシャレのめした果てにある口語の明るさ、切なさ、酷薄さ。
ちょうど村上春樹の初期短編を思い起こします。
当時の自費出版本に載せた塚本邦雄・坂井修一・林あまりの文章を再録、新装版では高橋源一郎が一文を寄せています。
本文中のどこかにヒグチユウコ作キャンディの包み紙が挟まっているという、素敵なオマケつきです。