new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/4

漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日

1,980円

送料についてはこちら

SOLD OUT

著者 小津夜景 出版社 素粒社 発行 2020/11/5 漢詩。南仏。俳句。エッセイ。女性。 そのそれぞれをクロスオーバーさせ、しきたりやカビ臭さといったものをサッと払いのけ、自分をも無造作に放り出してしまうような文体。とんでもないところからとんでもない人が現れた、といった感じです。 一つひとつのエッセイは短いのですが、話題が豊富で場面転換が鮮やか。そして最後は、しっかりと日本語の詩になっている、漢詩の日本語訳へと流れ込んでいきます。 「スープの味わい」の章で「ああ。おいしい。どうしてこんなにおいしいのだろう」と著者の言うスープを私も作ってみました(笑)。この一篇もなかなかに切ない味わいをもっています。 別の本で著者は、大西巨人の『神聖喜劇』中の引用の姿勢を「もの知り顔ではなく、じぶんがほんとうに親しんできた作品にさわる手つき」と書いています。 これは、そのままこの本の著者の姿勢にもつながると思います。

セール中のアイテム