病と障害と、傍らにあった本。
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病と障害と、傍らにあった本。

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著者 頭木弘樹ほか 出版社 里山社 発行 2020/10/31 病や障害を抱えた人にとって傍らにあった本とは何か。それを12人の人々が記録した本です。 そのような状況では、まず多くの人は本が読めるどころではなくなります。自分の気持ちを誰かと共有できないだけでなく、自分とも折り合いのつかない絶望的な日々が続く時「明るい前向きな話」や「ホッコリする話」など苦痛でしかないでしょう。 むしろ、今の自分よりさらに深く絶望しながら生き延びてきたカフカやベケット、あるいはメチャクチャな強度を持った本、たとえばある病院で難病の6人部屋の全員が読みふけっていたというドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』や『悪霊』などの方が、頼りになる本として紹介されています。それとも徹底的に楽しいだけの本、とか。 それらの読書は気晴らしや教養などではなく、倒れそうな自分にとっての切実な杖のような実用的な体験だからです。 よく、このような鮮烈な記録の本ができたものだと思います。