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著者 牧嶋 平
発行者 『解体日誌』編集室
発行日 2025年10月
全 552頁、うちカラー口絵36頁。
著者(1986年生まれ、京都府在住)が、長野県にある父親の実家の手壊し解体を綴った《日誌》(明治中頃建造の農家の解体)を中心に、その内容を補うために書かれた《手紙》(全15通)と、その受け手との間で交わされた《対話》の三編からなる書籍です。
《イエ》が成員に及ぼす、また親が子に及ぼす《加害性》について、個人と土地の《結びつき》、あるいは《断絶》について、《居場所》や《孤独》について、身近な他者の《喪失》について、ものや命、作品を新たに《存在》させること、その《功罪》について、《美術実践》と、その《限界》や《希望》についての、《生きていく》ことについての記録。
また、家の解体を《作品制作》として始め、失敗し、その事実を自らの《敗北》として受け入れるまでの、切実で、愚かで、だからこそ正直な自問自答の記録です。
〈目次〉
・口絵 解体の記録映像より
・序 コロナ禍の日誌記事
・一 《解体日誌》
・二 《手紙》
・三 《対話》
・結 いくつかの手紙