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カフカの日記 新版 1910-1923

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編者 マックス・ブロート 訳者 谷口茂 出版社 みすず書房 発行日 2024/4/16 「カフカの日記」は、カフカが恋や音楽や絵や小説について赤裸々に綴った魂の記録とも言えるものですが、かつて『カフカ全集』の1冊として出版されたことがあるものの、長い間絶版のままでした。今回は待ちに待った復刊です。 この『カフカ日記』については2人の作家・研究者の推薦文を。 〇坂口恭平(作家・画家・歌手) 「僕は躁鬱病ですが、鬱はすべて『カフカ日記』を読んで乗り切っています。‥カフカが26歳の春から死の前年、40歳になるまでプラハで綴った内面の記録です。読んでいると『僕の絶望のほうがマシだ』と思えるので『死なないための本』と呼んでいます。 たとえるなら、僕が落ち込んでいる深さは地下35~45階くらいです。一方でカフカの人生は、4歳年下の恋人フェリーツェとの婚約破棄や肺結核との闘病生活など苦難の連続で、地下70~80階レベルまで落ち込んでいるのです。」 〇頭木弘樹(文学紹介者) 「私はこの谷口茂訳の『カフカの日記』を百回以上は読んでいると思う。というのも、20歳で難病になり、13年間の闘病生活のあいだ、常にこの本をベッドのかたわらに置き、何かといえばページをめくっていたからだ。 私が貼った付箋が、本の上からも横からも下からもたくさん飛び出していて、それらが古びてからみあって、今では異様な姿の本になってしまっている。 私が編訳した『絶望名人カフカの人生論』という本も、カフカの日記や手紙の言葉を集めたものだ。」

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