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どこへも行けないとしても

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写真:七咲友梨 文:山若マサヤ 出版社 1.3h(イッテンサンジカン) 発行 2021/11/21 写真は、私たちにとっては 雑誌『中国山地』でおなじみの七咲友梨さん。文章は、MOUTAKUSANDA magazine!!! の編集長で旅にまつわる文章を執筆する山若マサヤさん。 その彼らが、映画『場所はいつも旅先だった』(松浦弥太郎 監督)のスタッフとして制作中に訪れた、オーストラリア・台湾・フランス・スリランカ・アメリカ5か国での「そぞろ歩き」を記録した写真随筆集です。コロナ禍以前の旅を思い返し、それぞれの視点で旅の魅力を描きました。 「この本に収められているのは、僕たちが2019年に経験した、そんな5カ国を巡る旅の話だ。僕は、主に映画と直接関係のない個人的に過ごした時間のことを書く。ナナは僕の文章を読まずに、自ら写真を選び構成する。だから文章と写真は独立した別の視点だと考えてほしい。視線のあり方はそれぞれでも、僕たちは全く同じ街の全く同じ時間を過ごしたことは確かだ。」

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