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聞く、書く。ー生活と記憶のつぶやきを受け止めてー

550円

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著者 聞き書き人の会 出版社 吉備人出版 発行 2022/1/31 岡山県にある「聞き書き人の会」の会報誌 第10号です。 地道で着実な活動をしている会ですが、巻頭で山川隆之さんは「言葉を聞かれないということは、‥存在しなかったことにされてしまう」という高橋源一郎の言葉を引きながら、10年間続けてきた聞き書きの意義を論じています。 また見舘好隆さんは「聞き書き」の可能性として、「語り手」である高齢者の方の記憶が蘇り「自分の人生を生きなおす」元気が出てきたという話や、「聞き手」である若者が地域のお年寄りの昔話を聞くことで、他人事でなく自分事としてその地域を考えるきっかけになる、ということを紹介しています。 福山市内海町在住の中尾圭さんは、捕鯨に行く九州北部と地元の島とを季節ごとに二拠点生活をしていたという田島の漁民の知られざる貴重な話を、島の高齢者から聞き取り記録しています。土着する農民の日常からは想像しにくい海の民の世界観を探る記録でもあります。

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