著者 山田稔
出版社 編集工房ノア
発行 2019/7/7
18.8 x 13 x 2.2 cm/310P
私たちは「まだ」山田稔の小説を読むことができます。「まだ」というのは、丁寧な本造りで知られる編集工房ノアがある限りは、という意味です。その洒脱さ、その「哀しさ」。フランスのエスプリの芯の部分を日本で土着化させた人というか。他の誰とも似ていないその作風を、作家の堀江敏幸は「山田稔という名はひとつの文学ジャンルである」と言っています。
その山田稔の自選集Ⅰが出ました。1冊読めば、また1冊、と虜になってしまうタイプの作家です。その要にあるのは文章だから、です。
全3巻の予定。