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みんなでつくる中国山地 創刊号

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著者 森田一平、藤山浩 他 編集・発行 中国山地編集舎 発行日 2020/10/17 168P 『中国山地』創刊号は、編集過程がそのままコロナ危機とかぶっていたため、それが誌面にも色濃く反映されています。 それは全体のトーンとして、コロナ危機下やそれ以後の暮しの可能性として「中国山地」的生活というものが、むしろ見直されて語られているということです。 もともと「疎」であるので、都市部での閉じこもりを強いられた生活に比べ、畑作業や買い物などの暮らしににそれほど大きな変化がなかったこと、また土に親しむ生活から体の中に雑菌が多く住み、もろい清潔志向とは無縁であることなど。もちろん「過疎」や「限界集落」といった現実の中でたくましい生活を送ってきた人たちの歴史が、その発言の背景としてあげられます。 若者たちの話もおもしろい。生まれ育った島根が嫌いで、東京の大学で楽しい生活を送っていた女性が、島根で働く大人と出会うことで、逆に島根にのめり込み、卒業後は島根の山間部で働くようになった話などが語られます。 写真の多用、グラフや図解のわかりやすさなどは相変わらずの特徴ですが、とにかく多くの人の「声」があふれかえっている雑誌です。

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